パソコン授業報告〜反省

 寄付を受けて6台となった松木小のパソコンに加えて、八王子市教育センターから10台を借りて、2人に1台ずつの割り当てで作業しました。

 今回はパソコンの型が様々なので、電源の場所も、日本語入力モードにするためのキーも、ローマ字入力とカナ入力の切り替え方も違います。全体では教えきれない細かい点を周りの松木ネットのサポート陣がその都度手助けしました。

 ただ、悪天候のため早めの下校となり、2組は予定の半分程しか時間がとれずに大急ぎの説明と短い作業時間になってしまい残念でした。

 当日の1時間目は準備の時間にあてて、松木ネットの中でリハーサルや勉強会を行う予定でした。が、思うように準備がはかどらず、結局充分なリハーサルはできないままに授業に入ってしまいました。5年生の先生方、いろいろとご迷惑をおかけしました。これらの反省を活かし、今後のお手伝いに役立てたいと思います。       【山森】

5年生のパソコン授業(5年1組担任の長谷川先生より)

 16日は悪天候にもかかわらず松木ネットの方が5,6名も来校くださり、5年生の子供達のホームページ作りを手伝ってくださいました。初めてのパソコンの授業でしたので、パソコンを触ったことのある人とない人で組になり、一台のパソコンに向かいました。期待と不安の入り混じった顔でパソコン室にやってきた子供達は、ネットの方の説明を伺い、早速製作に取りかかりました。

 この日は各自が自分の顔写真と趣味、将来の夢など自分のプロフィールを入れたページを作ることになっていました。電源を入れ、フロッピィを入れ、ホームページを立ち上げるまでは何とかなったものの、さて、クラスの写真フォルダから自分の写真を引き出して貼り付ける段になると枠外に写真が貼りついたり、友達の顔が貼りついて慌てたり焦ったり。「先生!」と呼ばれても担任は一緒にオロオロするばかりで当てにならず、「ネットの人に聞いてみて」とネットの方が頼り。あちこちで「HELP!」の手が挙がり、5〜6名もいらしたネットの方は、全くの暇なしで子供達の間を回って教えてくださいました。

 やっと一人目のを保存して二人目が始めてしばらくしたら、大きな雷鳴と同時に部屋の電気が消えました。思わず、「アーッ!!」と皆で叫んでいました。すぐに復旧はしましたが、二人目はまた初めからやり直し。でも一人目を見ていたので二人目は早いこと。子供達の覚えの速さには驚いてしまいました。

 アッという間の80分間でした。窓の外は激しい雨の中、雷鳴が鳴り響き、校内は何となく騒然としていましたが、ここパソコン室だけは熱心に教えてくださるネットの方と夢中でパソコンに向かう子供たちの熱気でムンムンの、周囲とは無縁の世界でした。      (5年担任)


5年生の感想へ